2007年3月31日土曜日

18年前のカーグラフィック

第3弾は「カーグラフィック1988年2月号」マセラティ 228との対決です。この記事の中で、テーマ8.32の200km/h以上のスタビリティが抜群とのこと。確かに930の200km/hオーバーは怖かったのですが、テーマ8.32の200km/hオーバーは全然怖くありませんでした。もちろん初代8.32での事で遠い昔の話。今度の2代目テーマはまだ100km走っていません。まだまだこれからです。

2007年3月30日金曜日

19年前のカーグラフィック



昨日のカーグラフィック誌から1年たった「カーグラフィック1988年2月号」。ここには、
「1988年1月よりガレージ伊太利屋から950万円で販売される」
と記されている。で、この本のガレイタの広告を見ると、載っていましたよ、「Lancia by Ferrari」が。「イタリアの創造力は、限りない。」と言ってますが、それより写真がショボイ。ミニカーのようです。

2007年3月29日木曜日

20年前のカーグラフィック

御大、ポールフレール氏に応援していただいて、良い気分になりましょう。「カーグラフィック1987年3月号」です。とにかく賛辞賛辞!嬉しくなります。解り易い文章、そしてディープ、その全てを引用したくなります。
「タコメーターのレッドゾーンは7000rpmから始まるが、イグニッションのカットオフは針が7500rpmに達するまでは作動しない。耐久性を考慮してニモニック(非常に熱に強く、タービンブレード等に使われる合金)の排気バルブが用いられ、サーモスタットによってコントロールされるオイルクーラーもセットされている。」「フェラーリ・エンジンは、もっと回してくれと言わんばかりに嬉々として回転を上げるし、各ギア比の配分もまさに適切で、3速はカットオフが効く前にちょうど160km/hに達し、4速では200km/h強まで引っぱれる。8.32はまさにスポーツカードライビングの世界へ招待してくれるのだ。このように運転すれば、たとえどんな状況下であろうと、ほとんどいかなる車を置き去りにすることができる。」
もう一つ、評判の悪いミッションについても、
「テーマ用のクラッチとギアボックスが強化されて使われているが、クラッチディスク径は230mmと他のテーマ用と変わらない。1速が高くされている他は各ギア比も同じである。しかし、ギア材質の変更、ベアリング類の大型化、シンクロメッシュ・コーンのモリブデン・コーティングに見られるように、市場に出回っているいかなる車との比較にも耐え得る、真に高品質な車を作るための詰めの努力において、ランチアにはやり残していることなどないように思える。」
そうなんです。20年前の設計なんです。20年前とは、10月19日、ニュ-ヨ-ク株式市場が 大暴落(ブラック・マンデ-)に見舞われた年。若い人は知らないよね。

2007年3月28日水曜日

ランチアとフェラーリのダブルネーム

カーマガジン-294」にランチア・テーマ8.32の紹介記事が載っています。2002年12月号なので4年半前。
「パーツはテーマと同じ部品が多いため、ほぼすべての部品は問題なく供給される。また、エンジン関係のパーツに関しても、フェラーリとほぼ共用である為に、手に入らないものはないという。」
4年半前はそうだったの?

2007年3月27日火曜日

ブログお休み

携帯から投稿です

2007年3月26日月曜日

美しいテーマ8.32

「SUPER CG 45」に素晴らしく美しいテーマ8.32が載っている。自分のテーマに平日はめったに乗れないので、せめて雑誌などの記事を見ながら過ごすしかない。やはり、性能やブランドなどより、スタイルが好みであることが、なんといっても大事なんだと思います。写真を眺めて「美しい」と感じなければ、乗らないときに雑誌を眺めるなどという贅沢な時間を過ごすことが、僕には出来ないような気がします。
この記事はイタリアの自動車歴史家であるオット・グリッツィ氏が書いているので歴史や経緯がかなり詳しい。また、日本に正規輸入されたテーマ8.32は、ガレーヂ伊太利屋で130台、オートザムで100台+だそうだ。僕はガレイタの130台の内の2台を所有(中古ですが)したことになる。現在、元気に走っているテーマ8.32は、はたして何台いるのでしょう。

2007年3月25日日曜日

お帰り

本日、治って帰ってきました。ついでに治してといっていた風邪を引いたようなエンジンは、プラグ交換とオイル交換、若干の調整を施したおかげで見違えるようになりました。外したプラグはアメリカ製だと思います。これが原因の一部でした。ハイテンションコードは無事でよかった。テーマ832の場合、コードの長さが長いので、結構高くつくそうです。
今日は雨だったのであまり走りませんでしたが、心の底からの叫び声のようなサウンドは、何度聞いてもしびれますね。

2007年3月24日土曜日

NAVI

NAVI 1995年3月号に田中康夫氏が、テーマ8.32の魅力を語っています。ご自身、同じ832を3台も乗り継いだ事で、このクルマに対する入れ込み様が解るというものです。「奢侈(しゃし)でない豊潤」という作家らしい言で評価しておりますが、ケバくないゴージャスということですかね。まさに、僕と同じ感じ方です。

2007年3月23日金曜日

再度ガレージへ


再度、近所のガレージに入庫しました。そこには、イタリアの先輩、FさんちのD君やLさんちのM君がいましたので、隅で小さくなっていました(笑)。パワステ修理のついでにエンジン調整もやった方がいいといわれたのですが、、、断れませんでした。恋人を連れていったら「少しメイクをし直せばすごい美人になるよ、元々が美人なんだから。」などと言われれば、「じゃあ、やってあげてよ。」と言ってしまうのと同じ感覚かな。

2007年3月22日木曜日

Poltrona Frau


テーマ8.32が載っているらしいので、ポルトロナ・フラウの洋書を注文してしまいました。アメリカから送るらしいので時間が掛かりそうです。到着が楽しみです。

2007年3月21日水曜日

分別あるオトナ

カーグラフィック2000年4月号「脱ファミリーカーの勧め」という記事が、初めて読んだランチア・テーマ8.32の記事だったと思う。
「分別あるオトナだからって、守りの姿勢に入ることはナイ」
との書き出しで、
「エスプレッソコーヒーは疲れた体を元気づけてくれる。~~~だが時に、ただ苦々しく感じることもある。」
と結んでいる。
今は、エスプレッソが苦い。

2007年3月20日火曜日

必携の書

禁断の書の次は必携の書の紹介です。Automobilia社発行のその名も「LANCIA THEMA 8.32」です。既に絶版になって久しいのですが、かなり前に手に入れました。巻頭にはフェラーリとランチアのコラボレーションの歴史が記されています。D50に始まり、ストラトス、Cカー、とフェラーリエンジンを積んだランチアの歴史はテーマ8.32の誕生に繋がっています。続いてテーマ8.32の美しい写真と透視図、スペック、ロードテストの写真などが掲載されていますが、テーマオーナーとしては、やや物足りない。

2007年3月19日月曜日

禁断の書

テーマは、すぐにでも治したいのですが修理工場に持ち込む時間が取れないので、今度の週末になってしまいます。すんなり治るといいのですが。なんだか、よく言う「泥沼生活」の入り口に立っているような気がします。泥沼生活は一度体験し、命からがら這い出てきたのですが、今、再び立っている。いや、ひざまで浸かっているかな(笑)。
UCG 2003年11月号の「大穴クルマ」という記事が最初の泥沼への招待状でした。
2度目は、やはり、UCG-2007年2月号の「乗りたいクルマがない病の処方せん」でした。僕にとってUCGは「禁断の書」だ。でも、テーマ832の長期レポートは(内緒で)欠かさず買う!

2007年3月18日日曜日

治ったのにまた壊れた


近所の修理工場で診てもらったら、パワステホースのクランプが外れて、オイルが全部出てしまったらしい。2時間ほどで修理完了。大した事がなくて良かった、良かった。そのまま東京青山まで走って、帰りはわざわざ首都高+東名を走りました。やはりこの音、最高です。と、いうことで良い気持ちで帰ってきたのですが、、、駐車場に停める時、事件は起こりました。ハンドルをいっぱいに切ったとき、じじーーっと異音がしたと思ったら、ガツンとしたショックと共に突如重ステになった。床にはオイルが散乱!再び同じ状態に逆戻り。どうなっているんだーー!

2007年3月17日土曜日

いきなりのトラブル


納車は、てっきりキャリアカーで来ると思っていたのですが、なんと自走してきました。一瞬、まさか大阪から、、、と思い「どこからきたの?」と訊いたら、川崎だって。そりゃそうだ。別の業者が大阪から運んできて、次の川崎の業者が陸運局に登録してそのまま来たらしい。それはそうと、そのトラブルなんですが、陸送さんが来る途中でハンドルを大きく切ったら急にパワステが効かなくなってしまったそうです。その時は、「可変パワステ」が不良なのかと思いました。(あれ、可変はダンパーだっけ?)で、独りで納車式(?)記念の写真を撮って、近所一回りしたのですが、重ステ重い(笑)。パワステオイル点検してみたら、なんとスッカラカン。さらに、左フロントタイヤハウスからオイルが垂れている。タイヤハウスの中を覗くと、、、一面オイルだらけ。これは、オイルシールから染み出たオイルがブーツに溜まって、大きくハンドルを切ったときに破裂したんじゃないかと想像しました。「このまま無理に走るとパワステポンプが焼きつく」と、ベンツの整備士が言ってたので、これからどうする?。近所で主治医を探さねばならない。それも出来るだけ近所で、日曜日やっていて、腕が良くて、安くて、偏屈じゃない人のショップ。(笑)

2007年3月16日金曜日

納車されました


めでたく納車されました。しかし早速、問題が、、、初日からかよ!

2007年3月15日木曜日

昨日の続き


タイヤから白煙を上げて、イワン・カペリがランチア・テーマ8.32を振り回しています。たまには運動しなくっちゃね。

2007年3月14日水曜日

洋書(イタリア語)


イタリアの自動車誌『クアトロルオーテ(QUATTRORUOTE)』出版で、中身はイタリア語なので、何が書いてあるのかさっぱり解りません。ランチアの本なので手に取ったのですが、イワン・カペリが832を振り回している写真を見て、つい買ってしまいました。サーキットでタイヤスモークを上げている写真は珍しい。テーマ832は、ほとんどが背景の良い場所で、じっとたたずむ写真ばかりですよね。そういうクルマなのは解りますが、たまには運動しないとメタボリックになってしまいますからね。最近中性脂肪の値が高いんです、僕は。

2007年3月13日火曜日

読み物


もう10年も前に出版された本ですが、山口寿一さんの書かれた「知れば知るほど外車術」に、テーマ832のことが載っています。その記事を引用させていただくと
「僕は、スーツを着て乗れるスポーツカーは、このクルマしかないと思います。それだけの高貴さを備えたクルマなのです。専門家にいわせると、トータル・バランスやブレーキ、直進性などこのクルマにはけっこう問題が多いらしい。けれど、じゃあ、実際に運転した時の心地よさを他のクルマで味わえるか、といえば、この一台に対抗できるクルマはなかなか見つかりません。」
「スーツを着て乗れるスポーツカー」って、この車のことを最もよく表す言葉だと思います。この本を読んでとても良い気分になりました。

2007年3月12日月曜日

動画

僕ではありません。この映像は日本の方が投稿したものです。この音です。車内から聞こえるエンジン音、いいですねえ。僕もクルマが来たら撮りたいです。テーマ832の映像は、全く流通していません。フェラーリだったらいろいろDVDが販売されているんですけどね。

2007年3月11日日曜日

UCGその後

クルマの納車がまだなので、もっぱら書籍などを見て過ごすしかない。「ライバル」UCG号は、2007年4月号で早くも「働いて」いる。なんと無謀にも832でスキーに出かけている。僕もかつての832で雪道を走ったことがあるが、ノーマルタイヤにも関わらずかなりのグリップがあり、問題なく走れた。しかし、高速道路で事故渋滞があり、30分ほど動かなかったときは心配だった。エンジンが止まったら暖房がなくなり、大変なことになると不安だった。

2007年3月10日土曜日

2007年3月9日金曜日

追討ち


UCGは、さらに追討ちをかけるようにUCG-2007年3月号「My Car Report」で編集長自らテーマ832を購入し、連載を開始した。さらにさらに「惚れた弱み、欠点さえも愛しく思える」などど僕の心が解るかのごとく、僕の為のような内容。まるで仲間を誘うかのような言葉に素直に従った。不具合地獄になればUCGの所為にするだろうし、快調ならばUCG号より「よい子」だとほくそえむことになるでしょう。

2007年3月8日木曜日

処方せん


UCG-2007年2月号の「乗りたいクルマがない病の処方せん」という記事を見て、このとおりの処方せんで調剤してもらったのが、テーマ832なんです。一度は諦めた832だったのですが、この記事を見てから「乗りたいクルマがない病」を治そうと必死に832を探していたのです。病は治っても、次は「金欠病」に感染しないように注意しなければいけないのですが、イタリアから運ばれてきたこのウイルスは強力で、確実に感染して僕の体を蝕むことでしょう。

2007年3月7日水曜日

洋雑誌


FORZA」というフェラーリ専門洋雑誌で、832の記事「Theme Song」を発見。英語だからよくわからないけど、6ページにわたってお褒めの言葉をいただいている、と思う。「Thema 8.32 makes beautiful music.」だってさ。


リンドバーグで買う→

2007年3月6日火曜日

832の本



Five View Series の「Super Cars」という洋書にテーマ8.32が載っていました。世界のスーパーカーを集めたものなのですが、ある人は「これらはスーパーカーじゃない。変な車ばかりだ」と言っておりました。しかし、スーパーカーと認める人もいることだし、素直にテーマ832はスーパーカーだ!と思いましょう。この本には、フェイズ1が載っていますが、832の総生産台数はフェイズ1が2,370台、フェイズ2が1,601台だそうで、フェイズ1の方が多いんですね。

2007年3月5日月曜日

今度のテーマ832(予定)


Photo from Grage From-1
1991年式、グリジオ・クォーツ(グレー)、74000km。だいぶ走っていますが、この手のクルマで極端に走行距離が少ないものは、かえって危ない。故障がちで工場にいる時間が長かったと想像してしまいます。
ちょっと遠くのお店で、手軽に見に行ける距離じゃないもので、、、ネット通販でワンクリックで注文しちゃいました(笑)。たくさんの写真がアップされていたので、それを頼りに検討した結果、直感(笑)でこれだと思いました。ハズレじゃないことを祈ります。納車まで一週間程度。当たるか外れるか、まるで宝くじを買ったような気分です。

2007年3月4日日曜日

かつてのテーマ832


2年程前まで、ロッソウィナーのテーマ832に乗っていました。89年型で8万キロ。内装はややくたびれていましたが、エンジンはまったく快調でした。可変ダンパーは故障していて、モンローのものに取り替えてあり、もちろん、後部座席の自動起き上がりヘッドレストは動きませんでした。車検をきっかけに手放してしまいましたが、最近、未練がふつふつと沸いてきました。金使いの荒い、わがまま娘のような小悪魔ほど、忘れられないのでしょう。

2007年3月3日土曜日

今日からスタート

かつて所有していたLancia Thema 8.32というクルマは、維持するのに手間とお金が掛かる厄介なクルマでした。で、手放したのですが、なぜか忘れることができず、再び購入しようと思っています。 かつての経験から、トラブル(もちろん故障のこと)が頻発することは覚悟の上、、、ですが、話題には事欠かないでしょう。もちろん、なぜそんなに魅力あるのか、解明していきます。